資生堂

化粧品業界最大手の憧れのブランド

資生堂といえば、日本で最も支持されている化粧品ブランドです。
数多くある国内化粧品ブランドの中でも、品質の高さと商品開発力はずば抜けて高く、業界の流行をリードする存在と言ってもいいでしょう。

「資生堂」という名称は、もともと東京・銀座に作った調剤薬局からつけられたものです。
資生堂の創業は1872年のことで、銀座に国内初の洋風調剤薬局として創業をしています。

初のヒット商品は日本初の練り歯磨きで「福原衛生歯磨石鹸」という名称で創業間もない1888年に販売されました。

化粧品業界に進出をしたのは1897年からのことで、「オイデルミン」という肌の水分を整える高機能化粧水という製品をリリースしています。

この「オイデルミン」は100年以上にもわたり現在までも販売をされている資生堂の代表的な製品であり、メイクアップ製品よりも先に基礎化粧品を販売していたというところに資生堂らしさを感じられます。

ここ近年の資生堂の動きとしては、中高年女性向けの基礎化粧品に力を入れているようです。
「PRIOR(プリオール)」というスキンケア・ベースメーキャップ・ポイントメーキャップ・ヘアケアというラインナップで、総合的な大人女性の美容ケアを展開しています。

こうした中高年向けの化粧品は化粧品全体の流行となっているのですが、やはり資生堂は一歩先を行っているという印象です。

基礎化粧品ならやっぱり資生堂

中高年向けだけでなく、基礎化粧品についてはやはり資生堂の製品はかなり信頼できます。
資生堂の人気商品ランキングを見ても上位に入っているのは基礎化粧品が多く、女性ならではのお肌の悩みに対応してくれる商品を多くラインナップしています。

ここ最近のヒット商品として挙げられるのが、資生堂アルティミューンの「パワライジングコンセントレート」です。
こちらは2016年のベストコスメアワードにも選ばれた大人気の商品で、紫外線や乾燥などの外的悪影響からお肌を守り、きめ細かい肌質を復活させてくれます。

テレビCMではタレントを起用しない商品とキャッチフレーズのみで攻める非常に印象的な内容となっており、実際に使用をした人たちからのレビューもかなり好評価が並んでいました。

資生堂のもう一つの特徴として、社内で勤務をしているスタッフの女性の割合が非常に高いということがあります。
しかし2000年からはそれまでの子育て支援を手厚く行ってきた方針を転換し、女性にとってやりがいのある職場づくりをしていくことを公表したことが話題になりました。

ですがこれは決して女性にとって働きにくい職場を変えるということではなく、女性本来の強さを発揮できるようにするという、社会情勢を数歩先に進んだ動きによるものです。

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