美容のためにやってはいけないこと
極端にならないバランスが大切
スキンケアについて学ぶとやるべきこととやってはいけないことが色々わかってきます。
美容に大切なのは洗う、潤す、光対策の3点ですが、やりすぎてしまうのはNGです。
特に洗いすぎには要注意。大事な脂質まで溶かして洗い流してしまうようなクレンジングや洗顔はやってはいけないことです。
しかし、洗いすぎてしまってはいけないからといって、水だけの洗顔というのも考えもの。
そこで、やっていいこととやってはいけないことを知っておきましょう。
強くパッティング
化粧水を奥まで浸透させようと肌を叩くようにパッティングしていませんか?何度もパッティングしていると自然に力が入ってしまいますし、コットンの繊維と摩擦が生じ、肌への刺激になりかねません。
また、濡れた状態が長く続くと肌の角質層にある細胞間脂質も流れ出るおそれもあるため、化粧水は適量をやさしくなじませます。
長風呂は乾燥肌の原因
湯船につかることは美容にいいことですが、間違った入浴法は逆効果です。
お湯につかると血行もよくなり、健康的と思うかもしれませんが、乾燥肌の原因になりかねません。
入浴時間は15~20分程度がおすすめです。汗をかく前に浴槽からあがるようにしてください。
肌がふやけるほどの長風呂は肌の保湿成分や皮脂が必要以上に失われてしまいます。
熱いお湯も肌荒れの原因です。熱すぎるお湯につかっていると肌の角質層が流出し保湿成分も失ってしまうのです。
お湯の温度はややぬるめに設定するのがいいでしょう。気持ちいいと感じる温度にすることで、肌の潤いも保てます。
運動は屋内か夜に
適度な運動は身体にいいことですが、運動する場所や時間帯は注意が必要です。日中は紫外線が天気にかかわらず降り注いでいます。
日焼け止めをしていても汗で流れてしまい、シミやくすみ、たるみの原因となってしまいます。
運動するなら屋内か夜にしましょう。
必要以上の運動もかえって身体にも肌にも悪影響です。体に強い負荷がかかるような過度な運動を行うと、体内で活性酸素が発生します。
活性酸素は健康な細胞だけではなく、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリを司る繊維の分解酵素を増やす効果もあり、しわやたるみができやすい肌になってしまうのです。
肌にいい影響を与える強度の運動とは軽く息がはずむ程度で、運動しながら会話できるほどの負荷が適度な運動です。
イヤイヤでやってもストレスに感じてしまいます。ストレスは肌の大敵です。運動はイヤという場合、テレビや家事をしながらできる「ながら運動」がおすすめです。
日常的に取り入れると、運動への抵抗感が薄まりストレスを感じにくくなります。ながら運動に慣れたら10分程度でいいので運動してみましょう。
睡眠不足
スキンケアは睡眠に勝るものはありません。遅い時間帯までお風呂やスキンケアで睡眠時間を削ってしまっては逆効果です。
私たちの肌は約6週間で入れ替わりますが、これをターンオーバーといいます。ターンオーバーが活発になるのは睡眠中です。
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、ターンオーバーを促しますが、成長ホルモンは入眠後3時間までに多く分泌されます。
そのため、睡眠不足になるとターンオーバーがうまくいかなくのです。
もう一つはメラトニンの分泌です。メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、眠気と共に成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。
メラトニンには抗酸化作用があり、老化を促進する活性酸素を抑制してくれます。メラトニンの分泌は規則正しい睡眠が重要です。
睡眠不足が3日続くと酩酊状態、3日以上続くとうつ状態になるといわれています。
肌のためを考えるなら、まずは睡眠時間を確保するようにしましょう。
エアコンで部屋を冷やしすぎ
夏の暑い時期に必須といえるのがエアコンです。家の中でも熱中症になる時代ですから、つけないというわけにはいけません。
しかし、過度に冷やしすぎると身体によくない影響を与えてしまいます。
本来、人の身体は自律神経によって、体温を下げるために汗をかいて、自分の体温を調整します。
ですが、1日中エアコンのかかった部屋に長くいると、体温をキープしようとして血管を収縮させ、血流を抑えるため冷えにつながってしまうのです。
こういったことが何度も続くと自律神経が乱れてしまい、だるさや頭痛、腹痛、生理不順を引き起こしてしまいます。
エアコンの風は乾燥を促すため、肌の水分を奪ってしまい、シワやほうれい線、肌荒れなど肌トラブルの原因に。
対策としては温度設定を少し暑いかなと思う27度程度に設定し、エアコンの風が直接当たらないようにするといいでしょう。
気をつけたい姿勢、ゆがみの原因になる頬杖
頬杖をつく行為は、顔や身体のゆがみの原因になるといわれています。頬杖は左右どちらか片側につくケースが多くなりがちです。
片側の頬ばかりに頬杖していると、圧がかかり顔や口角などがゆがんでしまうことがあります。
顔がゆがみ、左右非対称な不自然な表情に見えてしまうので、注意が必要です。
また、顔だけではなく身体にも悪影響を及ぼします。骨盤のゆがみや猫背につながり体調不良につながりかねないので注意しましょう。
他にもシワや肌荒れといった悪影響を及ぼします。特に口周りはほうれい線の原因となってしまいます。
頬杖は顔に手が触れた状態です。そのまま顔に触れると手についた雑菌が付着し、肌荒れの原因となりかねません。
さらに人前で頬杖をつくとやる気のないよくない印象を与えてしまいます。
周囲が忙しく仕事しているのに、やる気のない態度に見えてしまうと周囲は不快感を覚えます。周囲に悪影響を与えないためにも頬杖をつくのはやめましょう。
頬杖をなくすには
まずは自分で気をつけることから始めてみましょう。意識することができれば次第に頬杖をつかなくなっていきます。
その際、デメリットをよく理解しておくと効果的です。シワや肌荒れの原因になると、デメリットを思い浮かべた状態だと頬杖をつかないのではないでしょうか。
一人で難しいなら周りに注意してもらうようお願いしましょう。
頬杖をついていたら写真を撮影してもらうのもおすすめです。写真を通して頬杖をつく自分の姿を見ることで客観的にとらえられるようになります。
食事でやってはいけないこと
美容ではスキンケアだけではなく食事を見直すことも大切です。ジャンクフードが肌に悪いのは何となく知っていると思いますが、普段何気なく口にしている食べ物は肌に与える影響を知っておきましょう。
白砂糖は美肌の大敵
甘いものはみんな大好きですよね。白い砂糖を使ったスイーツは疲れやストレスを癒してくれます。
一方、精製された白砂糖は摂りすぎると美肌を損ない、健康にも悪影響を引き起こします。
砂糖は美肌に必要なビタミンB群を消耗してしまいますが、中でもビタミンB1を多く消費するのです。ビタミンB1が不足すると貧血やめまいなどを悪化させる原因に。
くすみやシワ、たるみの原因になるため、肌のコンディションに関係しているともいえます。
甘味は人間が最も安心する味といわれている通り、食べた瞬間元気になったと感じますが、それは血糖値があがったから。
精製された砂糖は血糖値を一気に上げる力がとても強いのです。
しかし、一定時間を過ぎると急降下していき、また甘いものが欲しくなります。
これを繰り返すのは身体に大きな負担です。疲れやすくなる、イライラしやすくなるといった感情面だけではなく、血糖値がコントロールできなくなる糖尿病へとつながってしまいます。
食べてはいけないのではなく、食べ過ぎてはいけないのです。甘いものを食べるのであれば量を考えるようにし、上手に付き合うようにしましょう。
塩分の摂りすぎ
塩分(ナトリウム)は身体にとって欠かせない栄養素の一つですが、摂りすぎには注意しなくてはなりません。
ナトリウムを摂りすぎると、それを薄めようと水を集めるのですが、それがむくみの原因となってしまいます。
塩辛いメニューばかり食べているとむくみやすくなるので、控えたほうがいいでしょう。
1日の塩分目標量は女性だと7.0g未満とされています。日本人女性の平均摂取量が9.4gなので、とても少なく感じるでしょう。
減塩のポイントとしては、旨味がしっかり感じられると塩分が少なくてもおいしくいただけます。和食の場合だしを濃いめにとることや乾物を活用するといいですよ。
お酢やかんきつ類の酸味、七味やこしょうといったスパイスなどアクセントとなる調味料を使うことで、塩分を抑えてもおいしくいただけます。
カフェインの摂りすぎ
コーヒーや緑茶、紅茶に含まれるカフェインは、コルチゾルと呼ばれるストレスホルモンを放出しニキビの原因に。
しかし、コーヒーには強い抗酸化作用があり紫外線による皮膚の色素沈着を防いでくれるといった多くのメリットもあります。
健康効果を得るためには1日3~4杯で抑えるようにしてください。
最近ではカフェインレスのコーヒーもあるので、選択肢の一つに入れるのもいいでしょう。
コーヒーを飲んだら、その分水を飲むように意識してください。肌にとっていい飲み物はなんだかんだいっても水です。
アルコールはむくみの原因に
アルコールは肌にダメージを与える成分の一つです。飲酒すると膵臓と肝臓の粘膜にダメージを受け、それが肌に響きます。
脱水症状となり、肌の潤いが失われてしまうのです。30年間飲酒をつづけた女性の肌は乾燥のダメージでシワが多く、10歳以上も老けて見えてしまいます。
さらにアルコールは細胞組織を炎症させる効果があり、顔が赤くなってしまいます。飲み続けていると常に赤ら顔の状態になってしまうことも。
禁酒をすると徐々に肌の機能も回復しますが、長年飲んでいると回復までに時間がかかってしまうので、飲む日や1回に飲む量を減らすようにしましょう。
また、お酒を飲む場合は水も一緒に飲むことも大切です。