マリークヮント コスメチックス ジャパン
若い女性に大人気の通称「マリクワ」
マリークヮント コスメチックス ジャパンは、黒いデイジーのマークが特徴的な英国発のブランドです。
日本では特に若い女性に人気が高く「マリクワ」という愛称で呼ばれています。
マリークワントのキャッチフレーズは「ノンルール・メイクアップ」で、低価格ながら色彩鮮やかな見栄えのするメイク製品を数多く展開しています。
ブランドの歴史をたどると、創業者であるMry Quantは1934年にイギリスのブラックヒースに生まれました。
マリーは16歳のときにロンドンの美術学校の絵画科に進学をしており、そこで将来の夫となるアレキサンダー・ブランケット・グリーンと出会います。
卒業時に美術学校の教員試験を受けるのですが不合格となり、一旦はロンドン市内の帽子屋に勤務をします。
1955年、マリー21歳のときに夫となるアレキサンダーを含んだ3名共同でブティックの「BAZZER」を開店しました。
この「BAZZER」は人気店となり1957年には2号店を開店するにいたり、マリーとアレキサンダーは結婚をします。
世界的に名前が知られるようになったきっかけはマリーが1959年にデザインしたミニスカートで、これがロンドンから世界中にブームとして波及していくことになりました。
その後もカラータイツやヒップボーン、スキニーパンツ、ロングブーツなどといった、従来のファッションの枠を打ち破る斬新なファッションを生み出してゆき、60年代を代表する世界的なデザイナーとなりました。
日本では1972年に化粧品販売を開始したことで名前が知られるようになり、コスメだけでなくファッションやインナー、帽子やインテリアといったアイテム全体を提供するブランドとして人気を集めています。
120色のアイカラー・101色のリップカラー・99色のネイルカラー
「ノンルール・メイキャップ」というキャッチフレーズは伊達ではなく、オンラインショップや実際の店舗に行ってみると非常に数多くの製品が並んでいるところを目にすることが出来るでしょう。
アイカラー製品は120色、リップカラーは101色、ネイルカラーは99色と、他のブランドではまず見ることができないほどの豊富なカラー展開は、それだけでインパクト大です。
特にここ最近ではファッショントレンドとして60年台のレトロブームが起こっていることもあり、マリークヮントというブランドへの注目度も非常に高まってきています。
メイク製品も非常に優秀なのですが、どちらかというとやはりファッション性が注目をされている印象です。
マリクワのポーチやキーケースといった小物と合わせて使用するということが、若い女性にとっての一つのステータスになっている節があります。