ドキドキだった入学当初
大学の入学式の頃の話をしたいと思います。
入学式にはサークル勧誘の先輩たちをはじめ、
同期となる新入生やその父兄たちで大学のキャンパスがあふれかえっていました。
同じ女子校からこの大学に進学した子は3人いるのですが、
他のクラスでほとんど交流がなかったですし、学部も違ったので顔を合わせることもありませんでした。
つまり、こんなにたくさんの人が居るというのに、
私は1人ぼっちで何だか不安になっていたことを覚えています。
しかも高校生までは制服でしたが、大学ではもちろん私服です。
みんな思い思いの服を着ているし、入学生なので着飾っている子もけっこういて、
中には自分よりはるかに大人っぽく見える人がいたりで、友達になれる気もしませんでした。
中には浪人生らしき人もいて、見た目だけでなく年齢が上の人もいるので、
ため口で話しかけていいものかとか悩んだ事もありましたね。
もっとも、そんな不安や心配は直ぐに吹き飛びました。
ひっこみ思案な私の代わりに、たまたま周囲にいた子たちが話しかけてくれたんです。
その時、友達になった2人とはクラスも違うのですが、
1番の友達になっていて、授業のスケジュールが合えば一緒にランチをしたり、
買い物に行ったり、お互いの家を行き来する仲です。
私の大学ではクラス分けは各自が選択した第二外国語によって行われます。
第二外国語はかつてはお洒落なイメージのあるフランス語が花形で、
その次にドイツ語と先進諸国の言葉が人気でしたが、最近は経済発展が目覚ましい中国語や韓国語が人気です。
ちなみにミーハーな私は、韓国人アイドルや俳優さんにも好きな人がいるので、もちろん韓国語をチョイスしました!
実際に彼らと話す機会は訪れるわけないですが、彼らが日本語で話すときだけじゃなく、
向こうで活躍している時のインタビューとか自分の耳で理解できるようになったら楽しいかもと思ったからです。
私の学年は中国語クラスが8クラス、韓国語が6クラス、フランス語が4クラス、
ドイツ語が3クラスという構成で、ちなみに仲良しの2人は1人が中国語で1人がフランス語です。
新しい言葉を習いはじめたばかりの頃は、お互い覚え立ての言葉をレクチャーし合ったり、
妙なところで使ったりと言葉遊びを楽しんでいました。
最近では留学生が集まるキャンパス内の交流センターで、韓国人のお友達もでき、ちょっとワクワクしています。
女の子なんですが、韓国というお国がら美容にもすごく詳しいんです!