アメリカの医学部への留学の準備について、どのように進めればいいの?
アメリカの医学部への留学は、英語を活かして働くことを希望されている日本人学生にとって、魅力的に思われるかもしれません。ですが医学部への入学は競争も激しく、多くの準備が必要です。留学を成功させるためには、生活面での準備と学術的な準備が欠かせません。
生活面での準備
留学生として新たな生活をスタートされる際には、F-1学生ビザの申請、住居の確保、健康保険への加入など、様々な事前の準備が求められます。生活費は大学によって異なりますが、年間で3万ドル以上が見込まれることが一般的です。また、学費を賄うための財政計画をしっかりと立て、奨学金や助成金の情報を集め、申請の準備をすることも大切です。
学術的な準備
アメリカで医学部に進学するには、まず4年制の学士課程を修了する必要があります。学士課程では、生物学、化学、物理学などの基礎科目を学べます。その後、MD(Doctor of Medicine)プログラムへの入学をするための出願が必要になります。
出願の際には、願書、MCAT(Medical College Admission Test)のスコア、成績証明書(GPA)、推薦状、面接などが審査の対象となります。特にMCATのスコアと学部時のGPAは重要視されるポイントです。
MCATは、生物学、一般化学、有機化学、物理学、心理学・社会科学の5科目から出題され、科学的な概念の理解、批判的思考、問題解決能力などを評価する試験です。MCATの合格には、計画的な学習が不可欠です。
さらに、医療関連のボランティア活動や研究経験がある場合、それらは加点材料になることもあります。
MDプログラムは通常4年間で、最初の2年間は基礎医学の講義と実習を、後半2年間は内科、外科、小児科などの臨床実習を中心に進められます。卒業後は、3年から7年の専門医研修プログラム(レジデンシー)に進みます。
留学を目指す場合は、準備段階から計画をしっかり立て、目標に向かって着実に努力することが大切です。アメリカの医学教育の素晴らしさを実感し、夢を実現できることを心より願っております。
医学留学に関する詳細情報につきましては、NCN米国大学機構の医学・医療系専攻解説ページをご参照ください。